花咲徳栄完封勝ち!初8強進出 鶴岡東は好機逃し涙

[ 2015年8月15日 12:52 ]

<花咲徳栄・鶴岡東>先発の花咲徳栄・鎌倉

第97回全国高校野球選手権第10日・3回戦 花咲徳栄1―0鶴岡東

(8月15日 甲子園)
 第97回全国高校野球選手権大会の第10日は15日、甲子園球場で3回戦が行われ、第2試合では花咲徳栄(埼玉)が鶴岡東(山形)との投手戦を制し、夏では初めて8強へ駒を進めた。

 鶴岡東は初戦となった2回戦で鳥取城北を9―6で下し、同じく2回戦から登場した花咲徳栄は三沢商(青森)に15―3で圧勝。ともに初戦は打力で打ち勝ったチーム同士の対戦となったが、この日は6回まで零行進。初戦とは打って変わって投手戦となった。

 花咲徳栄はバント失敗やけん制死もあり攻め手を欠いていたが、7回に2安打で1死一、三塁とすると、7番・笹谷拓海捕手(3年)が前進守備の間を抜く中前打を放ち1点先制。 投げては右腕エースの鎌倉知也(3年)が7回途中まで無失点に抑え、2年生左腕の高橋昂也が無失点で最後まで締めた。

 鶴岡東は4回まで毎回得点圏に走者を送りながら決定打が出ず、1死一、二塁の好機を作った7回も2者連続三振で先制機を逃した。先制を許した直後の8回、1死一、三塁と同点機を迎えたが三ゴロ、中飛に倒れた。先発した松崎航(3年)は8回途中まで6安打1失点に抑えたが、無援護に泣いた。

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2015年8月15日のニュース