【経過】清宮甲子園初アーチ!3試合で打率5割&7打点

[ 2015年8月15日 10:15 ]

<東海大甲府・早実>3回無死一塁、清宮は甲子園第1号となる勝ち越し右越え2ランを放つ
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第97回全国高校野球選手権第10日・3回戦 早実8―4東海大甲府

(8月15日 甲子園)
 第97回全国高校野球選手権大会の第10日は15日、甲子園球場で3回戦が行われ、第1試合では早実(西東京)と東海大甲府(山梨)が対戦。「和製ベーブ・ルース」こと早実のスーパールーキー・清宮幸太郎内野手(1年)は甲子園初アーチとなる右越え2ランを含め3本の長打を放ち5打点と活躍した。

 清宮は「3番・一塁」で先発。1回、1死二塁の先制機で臀部に死球を受け先制を演出。同点で迎えた3回無死一塁の場面では、カウント1ボール2ストライクから甘く入ってきたチェンジアップを振り抜き右越え2ラン。注目の1年生スラッガーが聖地初アーチを飾った。

 5回は先頭打者として打席に立ち、積極的に初球から打ちに出たが一ゴロ。6回2死満塁で登場した第4打席はライト線へ強烈な打球を放ち走者一掃の二塁打。8回1死走者無しの場面でも右翼線へライナー性の当たりを放ち悠々二塁へ到達した。

 清宮はここまで3試合を終えて12打数6安打7打点の打率・500と大活躍している。

 東海大甲府は先制された直後の1回裏、2番・福武修内野手(2年)が右越え三塁打で出塁し、内野ゴロの間に生還。一時は同点に追いついた。5回には2本の安打で2死二、三塁の好機を作ると、角山颯外野手(3年)が放った二ゴロが敵失を誘い2点を返した。5点を追う6回には先頭打者から3連打を放ち1点を返したが、反撃はそこまでだった。

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