青木 DL入りも切り替え「この時期でまだよかった」

[ 2015年8月15日 05:30 ]

9日のカブス戦で頭部に死球を受けたジャイアンツ・青木(AP)

 ジャイアンツの青木宣親外野手(32)が13日(日本時間14日)、脳振とうの症状が出たため、7日間の故障者リスト(DL)に入った。

 9日のカブス戦で右側頭部に死球を受けて12日のアストロズ戦で復帰したが、同症状を訴えて4回に途中交代。この日、練習を行わずに静養に努めた青木は「ちょっと気持ち悪くなったり、集中力が全然ないとか、力が入らない感じでした。フワフワした感じで野球をやっていた」と振り返った。

 ブルース・ボウチー監督は「2、3日で準備できる可能性もあるが、少ない人数で戦いたくない。しかも脳振とうだから注意深くやらないと」と説明した。青木は6月にも死球で右腓骨(ひこつ)を骨折して離脱。今季2度目のDL入りとなり「めちゃくちゃ残念です」としながら「大事なのは9月。この時期でまだよかった」と気持ちを切り替えた。 (サンフランシスコ・奥田秀樹通信員)

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