健大高崎、盗塁ゼロも13安打で16強!監督「選手がカバーしてくれた」

[ 2015年8月14日 17:13 ]

<健大高崎・創成館>8回無死満塁、健大高崎・宮本は勝ち越しとなる中前適時打を放つ

第97回全国高校野球選手権大会2回戦 高崎健康福祉大高崎8―3創成館

(8月14日 甲子園)
 昨夏8強の高崎健康福祉大高崎(群馬)が持ち前の機動力を封じられながらも2年連続で3回戦進出を決めた。

 初出場の創成館(長崎)に初回1点を先制され、5回に一挙3点を取って逆転しながらも7、8回に1点ずつを返されて追いつかれるという苦しい展開。2回に宮本が二盗に失敗し、続く小谷のセーフティーバントも安打にはならず。一挙3点を取った5回にはスクイズ失敗もあったが、3―3で迎えた8回に4連打を含む5本の長短打で大量5点をもぎ取り、盗塁ゼロの13安打で2年連続の16強入りを果たした。

 青柳監督は「いくつか自分の采配ミスがあったが、選手がカバーしてくれて感謝している」と振り返り、「きょうの勝ちは非常にうれしい」と控えめな笑顔。8回無死満塁から中前に勝ち越し打を放った宮本は「打った時は少しやってしまったかと思ったが、落ちてホッとしている」と話し、機動力を封じられたことについては「(2回のけん制死は)断念です。相手のセーフティーバントへの警戒も感じた」と悔しがった。

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