高崎健康福祉大高崎、同点から8回一挙5点で決めた 16強出そろう

[ 2015年8月14日 16:18 ]

<健大高崎・創成館>力投する健大高崎・橋詰

第97回全国高校野球選手権大会2回戦 高崎健康福祉大高崎8―3創成館

(8月14日 甲子園)
 第97回全国高校野球選手権大会第9日は14日、甲子園球場で2回戦3試合が行われ、第3試合は2年連続3回目出場の高崎健康福祉大高崎(群馬)が8―3で初出場の創成館(長崎)に打ち勝って2年連続の3回戦進出を決めた。大会はこれでベスト16が出そろった。

 1点を追う健大高崎は5回、宮本、小谷の連打で無死一、三塁としてから佐藤の左犠飛でまず同点。さらに代打・大島と春日の連打などで2死満塁と攻め立て、相馬の2点適時中前打で逆転した。

 7回と8回に1点ずつを失い、3―3と同点に追いつかれた健大高崎だったが、8回、先頭の相馬が四球で出塁すると、柴引、柘植、宮本、小谷の4連打で3点をもぎ取り、勝ち越し。さらに川井の右中間への二塁打で2点を加え、この回一挙5点を取って突き放した。

 創成館は初回、先頭の鳥飼が左中間フェンス直撃の三塁打を放ち、続く嶋田の左犠飛で先制。1―3と逆転されて迎えた7回には1死から敵失で出塁した大田が相手投手のボークで二塁へ進み、死球と安打で満塁とした。そして続く中島巧の三塁線へのゴロを処理した健大高崎の2番手・川井が本塁への送球を三塁走者の体に当てる間に1点が入り、1点差に。8回には1死二塁から鷲崎の右中間二塁打で3―3の同点に追いついたが、力尽きた。

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