カニザレス 出番待ちわびた来日1号「少しスッキリした」

[ 2015年8月14日 05:30 ]

<ソ・オ>笑顔でヒーローインタビューを受けるカニザレス

パ・リーグ ソフトバンク12-5オリックス

(8月13日 ヤフオクD)
 1メートル90、109キロの大きな体が初めてヤフオクドームのお立ち台にたった。スタンドには昨夜キューバから日本に着いたばかりの2人の姉とおい、めいの姿が。特においはプロ野球を目指す16歳の野球少年。ソフトバンクのカニザレスが1軍合流2日目というタイミングで、最高のパフォーマンスを家族の前で披露した。「ホームランは昨年からどうしても打ちたかった」とうれしそうに話した。

 この瞬間を待ち望んでいた。左脇腹の張りを訴え欠場した内川に代わり、7番・DHで今季初スタメンのカニザレスが、2回に来日1号を叩き込んだ。

 「プレッシャーはあったが、完璧な当たりだった。少しスッキリした」

 昨季はわずか出場8試合。今季も外国人枠の関係でなかなかチャンスは訪れなかった。それでも、たとえ2軍の試合でも常に全力プレーは欠かさなかった。5日のウエスタン・リーグ広島戦(雁の巣)では1試合3発の離れ業も演じた。

 「腐らずに一生懸命やってくれている、というのは聞いていた。好調さがゲームで出てくれて良かった」と工藤監督も助っ人の活躍を喜んだ。

 打線が3試合連続の2桁安打で今季最多タイの12得点。今季のオリックス戦勝ち越しを早くも決めた。優勝へのマジックナンバーは1つ減って32。今季区切りの100試合目を最高の勝利で飾った。 (田中 貴久)

 ◆バーバロ・カニザレス 1979年11月21日生まれ、キューバ出身の35歳。04年にキューバから亡命し、06年にブレーブスと契約。09年にメジャーデビューし、5試合で打率・190、本塁打、打点はなし。11年にはメキシカンリーグで打率・396をマークし、首位打者に輝いた。13年11月に入団。1メートル90、109キロ。右投げ右打ち。

 ▼ソフトバンク・李大浩(内川の代役4番で4戦連発となる25号3ランなどで4打点)自分のスイングがしっかりできるようにタイミングが取れている。

 ▼ソフトバンク・摂津(7回3失点で7勝目)たくさん点を取ってもらったので、楽に投げることができた。

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