福良監督代行キレた「中継ぎは総取っ替え」…4投手降格か

[ 2015年8月14日 05:30 ]

<ソ・オ>初回1死二塁、李大浩に適時打を浴びマウンド上に集まる山崎福(中央)らオリックスナイン

パ・リーグ オリックス5-12ソフトバンク

(8月13日 ヤフオクD)
 あまりの惨敗にオリックス・福良監督代行の顔もこわばっていた。「(内容の悪い)中継ぎは総取っ替え」。5番手の海田以外は、全て四死球を絡めて失点する内容に、さすがの指揮官もおかんむりだ。先発の山崎福からはじまり、中山、森本、前田が降格するもようで、2軍から平野佳らを昇格させて打開を図ることになった。

 山崎福がリズムを悪くした。強力打線が相手とはいえ、慎重になりすぎて立ち上がりからつかまった。指揮官が「腕が振れていなかった。気持ちで負けちゃいけないのに」というように、3回5失点で早々とKO。山崎福は「先発としての役割を果たせず、申し訳ないということしかありません」と肩を落とした。

 これで、今季のソフトバンク戦の負け越しが決定。徳俵に足がかかり、3位ロッテとの直接対決は、もはや3連勝しか道はない。「収穫は1、2番やね」(同監督代行)と、小田、岩崎の左コンビが好調なのが救いだが、残り試合が減ってきてタイムリミットが迫ってきた。

 ▼楽天・後藤(4回に先制の右越え8号ソロ)どちらに転ぶか分からない中、先制できたのは大きい。

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2015年8月14日のニュース