鹿児島実 粘るも5年ぶり16強逃す、宮下監督「捉えきれなかった」

[ 2015年8月12日 18:36 ]

<中京大中京・鹿児島実>6回1死二塁、中京大中京・矢田崎(左)に勝ち越しの中前適時打を浴びる鹿児島実・橋本

第97回全国高校野球選手権大会2回戦 中京大中京7―3鹿児島実

(8月12日 甲子園)
 終盤までしぶとく追いすがった鹿児島実だったが、最後は中京大中京(愛知)にリードを広げられ2010年以来5年ぶりの3回戦進出を逃した。

 相手の好投手・上野から3回に1点を取り追いつき、7回には2点を奪って1点差に迫ったが逆転することはできなかった。宮下監督は「中盤までは競れたが、打線は向こうの方が上だった。上野君は思ったよりスピードはなく、丁寧に投げているのが分かったので捉えていこうと思ったがフライが多くなってしまった。捉えきれなかった」と追い上げ切れなかったポイントを挙げた。

 先発の橋本については「行けるところまで行こうと思っていた。中京さんは甘いボールは逃してくれませんね」と、相手との違いを感じ取っていた。

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