中京大中京 優勝した09年以来6年ぶり16強、鹿実を終盤突き放す

[ 2015年8月12日 17:32 ]

<中京大中京・鹿児島実>9回2死、有村を空振り三振に斬り雄叫びを上げる中京大中京・上野

第97回全国高校野球選手権大会2回戦 中京大中京7―3鹿児島実

(8月12日 甲子園)
 第97回全国高校野球選手権大会第7日は12日、甲子園球場で行われ、第4試合では中京大中京(愛知)と鹿児島実が対戦。中京大中京が7―3で快勝し、優勝した2009年以来6年ぶりに3回戦進出を果たした。

 両校は61年に1回戦で中京商(当時)が5―0で鹿児島実に勝っており、54年ぶりの対戦となった。

 試合は2回、中京大中京が1死一、三塁から内藤の左前適時打で先制、直後の3回、鹿児島実は1死一、三塁から有村の右前打で追いついた。

 この後は両校走者は出すものの、得点につながらなかったが6回、中京大中京は1死二塁から、矢田崎の中前適時打で勝ち越すと、1死満塁と好機を拡大して内藤の右越え二塁打でさらに2点を加えた。鹿児島実はすぐ後の7回1死二、三塁から長谷部の左犠飛、2死一、二塁から安藤の中前適時打で2点を返し1点差に迫った。

 中京大中京は1点差に迫られた7回1死三塁から伊藤の左前適時打、8回には1死二塁から内藤のこの日4打点目となる左越え適時二塁打、上野の内野安打と相手失策でリードを広げて逃げ切った。

 投げては中京大中京先発の上野が、鹿児島実の粘りにあいながらも130球、7安打3失点で1回戦に続き2試合連続完投勝利を挙げた。

 鹿児島実は一度は追いつき、勝ち越された後も1点差に迫るなどしぶとく追いすがったが、最後に突き放された。

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