昨年の雪辱第一歩 東海大相模・門馬監督「大きな1勝」

[ 2015年8月12日 10:47 ]

<東海大相模・聖光学院>捕手・長倉(右)からウイニングボールを受け取る東海大相模・小笠原

第97回全国高校野球選手権大会2回戦 東海大相模6―1聖光学院

(8月12日 甲子園)
 東海大相模の門馬敬治監督は6―1と初戦を快勝し、試合後のインタビューで「正直ほっとしています」とまず口にした。

 昨年は140キロ以上の投手4人そろえ優勝候補の呼び声高かったが、盛岡大付に3―4で敗れ初戦敗退。「昨年の負けがありますので、その意味で私たちにとって大きな1勝だったと思います」と昨年の雪辱としてまず第一歩を刻んだことを喜んだ。

 この日の先発はエースの小笠原ではなく背番号11の吉田。小笠原が9回から登板して151キロをマークしたように状態は良かったものの「聖光学院さんに対して誰が勝つための投手なのかというところで吉田を先発に起用しました」と意図を説明。

 3回までに6点を奪い流れを聖光学院に1度も握らせなかったものの、「あと1点、あと1点というところで最後まで攻め続けましたけど、その1点取りきることができず、最後は聖光学院さんにその1点を取られたという展開」「(吉田は)最後あそこで長打を浴びるというところ、最後の最後まで気持ちを引き締めてやってもらいたい」と勝ってかぶとの尾を締めた。

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