マー君敗戦の裏でとばっちりを受けたのは…

[ 2015年8月10日 19:26 ]

<ヤンキース・ブルージェイズ>4回、バティスタにソロアーチを打たれ、マウンド上でうつむく田中(AP)

ア・リーグ ヤンキース0―2ブルージェイズ

(8月9日 ニューヨーク)
 ヤンキースの田中が6回3安打2失点も5敗目を喫した9日(日本時間10日)のブルージェイズ戦。手痛い2被弾で、本当に痛い思いをした選手がいた。

 問題の場面は4回、田中がバティスタに2点目となる26号ソロを浴びた直後だ。打球が飛び込んだヤンキースタジアムの左翼席からヤンキースファンがグラウンドへホームランボールを投げ返す、恒例の儀式。だが、ボールの行方が悪かった。

 本塁方向を向いていた左翼手ガードナーの頭に見事に命中。そのままプレーを続け大事には至らなかったが、あわや大けがにつながりかねない危険な場面だった。「俺は石頭だからね」と試合後にジョークを飛ばしたガードナー。だが、スキンヘッドの頭には痛々しいコブができていた。

 ヤ軍広報によるとボールを投げ返したのは15歳の少年ファン。一緒に観戦していた父親とともに警告したが、球場からの退場などの措置はとらなかったという。「残念なことだ」と言ったのはジョー・ジラルディ監督。「(敵チームのホームランボールを)投げ返す伝統があるのは分かっているけど、少なくとも選手がいないところを狙って欲しい」と続けた。

 9回、ファウルフライを追ってスタンド際でファンと接触した一塁手のテシェイラは「3連敗したから怒っているのは分かる。それは申し訳ない」と前置きして、こう言った。「ファンのみなさん、insult(侮辱)はいいが、assault(攻撃)はしちゃだめだ」。2試合連続無得点と振るわない打線だが、攻撃は選手に任せるしかない。

続きを表示

「第91回(2019年)選抜高等学校野球大会」特集記事

「稲村亜美」特集記事

2015年8月10日のニュース