「契約金で何か買ってあげたい」…高橋光両親が申し入れを断ったワケ

[ 2015年8月10日 08:37 ]

<オ・西>5回1/3を無失点でプロ初勝利。ウイニングボールを手に声援に応える高橋光

パ・リーグ 西武9-0オリックス

(8月9日 京セラD)
 西武・高橋光の両親も群馬から京セラドームに駆けつけ、スタンドでエールを送った。共働きだが、少年野球を始めた頃から試合のたびに仕事を休んで愛息を支えてきた。母・尋美さん(42)は「あの子のおかげで、夫婦でいろんな所に行くことができます。これからもケガをせずに頑張ってもらえれば」と目を潤ませた。

 優勝した前橋育英2年夏(13年)は甲子園、同年から2年連続で高校日本代表に選出され、台湾、韓国にも足を運んだ。父・義行さん(43)は「もう有休が残っていませんよ…」と笑顔で嘆いていたこともある。プロ入り後も時間が許す限り、各地で2軍戦を観戦してきた。尋美さんは「楽しませてもらっています。お金はかかりますけどね」と笑みを浮かべる。

 昨年ドラフトで西武から1位指名を受けた時に高橋光は両親に感謝の気持ちを述べ、「契約金で何か買ってあげたい」と報道陣の前で言った。しかし、両親はその申し入れを断った。義行さんは「もう、こんなに良い思いをさせてもらっている。おまえの姿を見るのがプレゼントなんだから」と言葉をかけたという。この日は、大阪でプロ初勝利をプレゼント。最高の贈り物に2人は手を取り合って喜んだ。

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