守護神ついに…増井38試合目で初黒星 首位と10・5差

[ 2015年8月6日 07:30 ]

<ソ・日>11回1死二塁、代打・本多にサヨナラ打を打たれガックリとベンチに戻る増井

パ・リーグ 日本ハム3-4ソフトバンク

(8月5日 ヤフオクD)
 延長11回1死二塁、日本ハム・増井の27球目だった。失投ではない。フルカウントから低めに落ちるフォークを、ソフトバンクの代打・本多にバットの先で拾われた。打球は右前で弾んで、痛恨のサヨナラ負け。ここまで無敗を誇っていた守護神が、今季38試合目でついに黒星を喫した。

 「疲れはない。それよりも、先頭打者を四球で歩かせたこと。それによって、こうなってしまった」。強力打線相手に増井は10回から登板し、イニングをまたぐ力投を見せたが、勝利をつかめなかった。首位との直接対決に連敗。ソフトバンクに優勝マジック38を点灯させてしまった。

 主砲・中田の不振は深刻だ。2回に左飛。その後は4打席連続三振に終わった。ヤフオクドームでは今季20打数1安打、打率・050。「シーズンは残っている。まだ、諦めるわけにいかない」。中田はそうつぶやいたが、絶対的な4番の浮上なくして、奇跡の大逆転は起こりえない。柏原打撃コーチも「こうなると4番。本人が一番分かっているだろう」と奮起を促した。

 ソフトバンクとは10・5ゲーム差。その背中もはるか遠くになった。栗山監督も現実を受け止めた。「うちが連敗したから優勝マジックが出た。その責任がある。勝負は最後まで分からない。その悔しさを持って、生かしていくしかない」。その言葉には悲壮な覚悟がこもっていた。(横市 勇)

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