能見 8回2失点で藤浪に並ぶ8勝目も…完封逃し「反省です」

[ 2015年8月5日 21:22 ]

<広・神>笑顔でナインを出迎える能見と和田監督

セ・リーグ 阪神8―2広島

(8月5日 マツダスタジアム)
 能見が8回2失点、今季最多9奪三振の力投で3連勝、藤浪に並ぶチームトップタイの8勝目をマークした。

 7回までわずか2安打。8回に会沢に2ランを浴び「中継ぎの当番が多いので1人で投げ切りたかったが…反省です」と完封を逃したことを悔やむ。

 それでも自分のピッチングを忘れず、緩急を駆使しカウントを悪くしないよう心掛けた。結局8回を被安打4、1四球の安定した投球で、前日11安打を放った広島打線に付け入るスキを与えなかった。

 前日、長期ロードの初戦を落として嫌なムードだっただけに、「8月、9月が勝負。一つ一つ目の前に試合に集中していきたい」という左腕エースの奮起は、混戦を抜け出したいチームにとって大きな弾みとなるに違いない。

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