村田、メモリアルゲーム飾る2発!最後はヒヤヒヤ「沢村君には…」

[ 2015年8月5日 21:57 ]

<ヤ・巨>7回1死一塁、逆転2ランを放った村田(右)を出迎える原監督
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セ・リーグ 巨人6―5ヤクルト

(8月5日 神宮)
 巨人にとって通算1万試合となるメモリアルゲームで村田が復活のノロシを2発打ち上げた。5回に右中間へ7号ソロ。そして1点を追う7回には1死一塁から左越えに8号逆転2ラン。「記念すべき試合で活躍できて光栄」と喜んだ。

 1点リードの9回に登板した沢村が1死二、三塁のピンチを招き、冷や汗の勝利だっただけに「生きた心地がしないところで守らされたので、今後はこういうことがないように沢村君には言い聞かせます」と守護神に苦言を呈した村田。自身も今季は不振が続いていただけに、今季初の1試合2本塁打にも笑顔はなく「チームにもファンにも迷惑をかけてきた。夏は得意な季節だと思って思い切ってバットを振っていきたい」と表情を引き締める。

 1本目のソロは2ボールからの3球目、2本目の逆転2ランは1ボールからの2球目とともにファーストストライクを叩いての一発。積極性も戻ってきた。チームは首位攻防戦に2連勝。勝利の立役者となった村田は「チームの状態もボクの状態もよくなってきている。早く混戦を抜け出せたら」と前を向いた。

 巨人は86年の6000試合目から1000区切りの試合に5連勝とした。

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