マー君大量援護で8勝目「本当、チームメートに感謝」

[ 2015年8月5日 12:55 ]

レッドソックス戦に先発したヤンキース・田中

ア・リーグ ヤンキース13―3レッドソックス

(8月4日 ニューヨーク)
 ヤンキース・田中将大投手が4日(日本時間5日)のレッドソックス戦に先発し、6回0/3を5安打3失点で8勝目(4敗)を挙げた。

 序盤から速球が走り、初回はわずか7球で片付ける立ち上がり。だが、5回に味方野手と接触してしまう自身のまずい守備もあり、適時打と犠飛で2失点し逆転を許した。6回に味方打線が先頭から4連続長短打で3点を挙げて再逆転。その直後の7回先頭サンドバルに94マイル(約151キロ)の直球を捉えられ特大右越えソロを浴び降板した。

 以降は救援陣が無失点でつなぎ、7回には味方が大量9得点のビッグイニング。結果的に13―3の大差で同地区のライバル球団を下した。

 ――自分できょうの投球を振り返ると?

 「全体的には良かった。最近の中ではボール自体は手応えを感じて投げていました。特に真っすぐは。ただ最後のホームランは、他の球種もあっただろうし。真っすぐでいくにしても、もっと厳しいコースに投げなければいけなかった。捕手が変化球のサインを出し、僕が首を振ってストレートでいったところ。自分の技術不足もあるし、いろんなところがありますね」

 ――他の球種にいかなかったのは、やはり直球が良かったからか?

 「それまでサンドバルに対して変化球が多かったし、あの打席も変化球を投げて粘られていた。裏をかきたいなというところがあって、ぎりぎりストライク入るか最悪ボールでもいいやという気持ちで投げたが、真ん中に入ってしまった」

 ――反省点はあるが、8月に入って勝ったということが大きいか?

 「そうですね。チームが勝つことが本当に一番だと思うので。なおかつ、チームが勝って反省できる。自分にとってはこれ以上ないところだとは思うので。本当、チームメートに感謝したいですね」

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2015年8月5日のニュース