ヤク陥落…館山5失点で3年ぶり黒星「阿部さんへの四球悔しい」

[ 2015年8月5日 05:30 ]

<ヤ・巨>7回1死二、三塁の場面で館山は降板

セ・リーグ ヤクルト3―5巨人

(8月4日 福島)
 ヤクルト打線の勢いはマイコラスの前にしぼみ、首位の座を明け渡した。前回対戦した6月27日(静岡)は零敗を喫した。この日もタイミングをずらされ、凡打の山を築いた。6回2死三塁から今季76打点目となる左前適時打を放った畠山も「前回とは違ったイメージの投球。緩急にやられた」とお手上げ。

 今季15イニング目にして1点を取るのがやっとの展開に、真中監督は「マイコラスにやられましたね。それが全て。低めを丁寧に投げているし、制球よくできていた」と相手右腕を称えるしかなかった。

 先発の館山は7回途中5失点で、右肘じん帯再建手術から復帰した今季4戦目にして初黒星。12年8月11日巨人戦(東京ドーム)以来の敗戦投手になり「先に点を取られたことと、7回に(先頭の)阿部さんに勝負しきれず四球を与えたことですね。攻められなかったことが悔しい」と唇をかんだ。

 ▼ヤクルト・杉村打撃コーチ(マイコラスについて)低め低めに投げて制球が良かった。ファウルで粘っても四球を出さない。静岡で対戦したときよりも、きょうの方が良かった。

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