王さん&アーロン氏、世界の野球少年にエール「夢と希望忘れずに」

[ 2015年8月5日 05:30 ]

ハンク・アーロン氏(左)と並んで報道陣の質問に答えるソフトバンク・王会長

 大リーグ歴代2位の通算755本塁打を記録したハンク・アーロン氏(81)とソフトバンクの王貞治球団会長(75)が4日、千葉県成田市内で行われた世界少年野球大会の開会式に出席した

 。同大会は野球の普及などを目的に日米で本塁打王に輝いた2人が発起人となり、90年に第1回大会を開催。アーロン氏は「夢と希望を忘れずに交流を楽しんで」と16カ国・地域の子供たちに呼びかけた。

 足が不自由で車椅子やつえを使うアーロン氏だが、始球式にも打者役で登場。投手役を務めた千葉県の森田健作知事から左肩付近にぶつけられるハプニングがあり「メジャーの時は何回もぶつけられたが、まさか知事がぶつけてくるとは」と苦笑い。

 王会長は「25年たっても2人そろって子供の笑顔を見ながら野球に関わっていけるのはうれしい」と話した。大会は9日まで成田市を中心に行われる。

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