村田決勝３ラン！巨人が東京ドーム通算１０００勝　中日は７連敗

＜巨・中＞８回２死一、二塁　村田は左越え３ランを放ち大喜び

セ・リーグ 巨人６―３中日

（7月31日 東京Ｄ）
　巨人が中日に６―３で競り勝ち、４連勝で東京ドーム通算１０００目を飾った。３―３の８回２死一、二塁から村田が決勝の左越え３ランを放った。

　初回１死から先発のポレダが遠藤に右越え２号ソロを被弾し、１点先制されたが、打線がすぐに逆転した。その裏１死一、三塁のチャンスをつくり、長野の左前適時打で同点。さらに一、二塁から新外国人カステヤーノスの右翼線適時二塁打で勝ち越すと、なお、二、三塁から村田の左犠飛で３点目を奪った。

　２回以降は安定した投球を見せていたポレダだが、６回１死から遠藤に四球、ルナには左前打を許して一、二塁のピンチを招くと、平田の右前適時打を許し、さらに１死満塁から三塁・井端の失策で同点に追いつかれた。

　４回以降、中日の先発・大野に完璧に抑えられていた打線は８回１死から坂本の遊撃内野安打、長野の中前打で一、二塁とチャンスとし、２死後に村田が左翼中段へ勝ち越しの６号３ラン。９回は抑えの沢村が走者を出しながらも中日の攻撃を抑えた。２番手で登板したマシソンが今季３勝目。

　中日は７連敗。先発の大野が初回に３失点。その後は無失点で切り抜けていたが、８回につかまった。