大リーグでも二刀流? 「考えられないことをする選手」大谷を米紙が特集

[ 2015年7月31日 11:56 ]

「二刀流」で活躍する日本ハム・大谷

 米主要紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」がプロ野球日本ハムで活躍する大谷翔平投手を「日本のベーブ・ルース」として特集し、米大リーグでも将来、「二刀流」でプレーできるか注目している。

 その中で、大谷の打撃の写真を「1918年のベーブ・ルース以来、初めて2桁勝利と2桁本塁打を記録したプロ野球選手」と紹介。2021年シーズン後まで海外フリーエージェントの資格を得られないが、その前にポスティングシステムによるメジャー移籍が可能だと指摘する。チームが来年2月にアリゾナ州でキャンプを行うと発表したことにも触れ「大リーグ球団とのポスティングに向けた動きがすでに始まっているのかもしれない」と伝える。

 記事によると、ここ40年の間で、大リーグではカージナルスのリック・アンキールが投手と打者でそれぞれ違う年にプレーした例があるものの、同一年にシーズンを通して両方は、大谷しか見当たらないという。

 日本投手は大リーグで通用しないといわれながら、123勝を挙げた野茂英雄のデビューから20年、ルースのメジャーデビューから100年余り。「彼らのような選手が出現したことを考えると、また一人、考えられないことをする選手が現れても不思議ではない」と結んでいる。(共同)

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2015年7月31日のニュース