ロッテ大嶺祐 9年目やっと初無四球完封「打たれても後悔しない球を」

[ 2015年7月27日 05:30 ]

<楽・ロ>2年ぶり完封勝利の大嶺祐(右端)は笑顔で選手たちに迎えられる

パ・リーグ ロッテ10-0楽天

(7月26日 コボスタ宮城)
 10―0と大量リードした9回も2死走者なし。ロッテ・大嶺祐は、日本通算2000安打に王手をかけていた松井稼を迎えた。コボスタ宮城が異様な雰囲気に包まれる中、124球目は外角低めのフォークで二ゴロに仕留めた。13年5月19日の広島戦(QVCマリン)以来、2年ぶり4度目の完封。無四球となるとプロ9年目で初めてだ。

 「球数も少なかったし、最後まで投げたかった。完封できたことは凄くうれしいです」

 コボスタ宮城は異様な雰囲気だった。4回、松井稼に内野安打を許して「あと1」とされた。その後の2打席は、楽天ファンの悲鳴にも似た歓声に包まれた。前日に「正直、自分がその(記録達成の)場面では投げたくない。打たれたくないし、打たれても後悔しない球を投げて勝負したい」と話していた。その言葉通り、7回無死一塁の場面では外角直球で二ゴロ併殺に打ち取り「外角に決めて併殺を取るイメージで投げた」。まさに狙い通りに手玉に取った。

 いつもは四球で崩れるパターンが多いが、この日は違った。「毎試合、四球が多かった。四球だけは出さないようにと思っていた」。外国人打者が相手でもきわどいコースでかわすのでなく、果敢に内角を攻めた。伊東監督も「ストライクを優先して投げていた。自分のペースを崩さずに投げてくれた」と絶賛した。

 チームはコボスタ宮城で3年4カ月ぶりに同一カード3連勝となった。後半戦初の3連勝でチームは確実に勢いを取り戻しつつある。 (重光 晋太郎)

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