山田4安打&リーグトップ22号で首位けん引「勝つ雰囲気しかない」

[ 2015年7月25日 22:10 ]

<ヤ・中>バンザイする山田(左)と川端

セ・リーグ ヤクルト6―5中日

(7月25日 神宮)
 今季初の6連勝で単独首位。後半絶好調のヤクルトをけん引しているのは山田だ。

 1点を追う初回、フルカウントから中日先発・八木の9球目、内角高めの直球を捉え左翼中段へリーグトップの2試合連続となる22号ソロ。「インコースの難しい球だったが、身体の回転で打てた。うまく打てたと思います」という自賛の一発で波に乗る。

 3度目の勝ち越しを許した直後の5回には、川端が右越え4号ソロで3―3の同点に追いつき、山田も左前打で出塁し、今季17個目の盗塁を成功させ、中日・桂の悪送球の間に三進し、畠山の右犠飛で勝ち越しのホームを踏んだ。さらに、6回にも同点に追いつかれたが、その裏無死一、二塁で左翼線へ決勝二塁打。8回にも左前打を放ち、この日4安打を記録した。

 「3番に入ってから得点圏に走者がいることが多いので、何とか返してやろうと思って打席に立っている。チームの勝利に貢献できるように頑張りたい」と山田。あと三塁打が出ればサイクルヒットだったが「猛打賞ということも忘れていました」と笑った。

 チームは昨年5月以来の6連勝で、貯金も2として7月3日以来の単独首位に立った。「今は勝つ雰囲気しかない。夏バテしないように頑張りたい」山田の言葉にも自信が漂っていた。

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