インディアンス 黒人2番目のメジャーリーガー称え銅像設立 

[ 2015年7月25日 17:35 ]

インディアンスで活躍したラリー・ドビー (AP)

 インディアンスは24日、ジャッキー・ロビンソンに次いで2人目の黒人選手として同球団でプレーし、98年には米国野球殿堂入りも果しているラリー・ドビーの銅像を本拠プログレッシブ・フィールドに設立し、その除幕式を25日に行うと発表した。

 ロビンソンが人種の壁を破り、黒人選手として初めてメジャーリーグでプレーしたのは47年4月15日。その3カ月後の7月5日、ア・リーグでは初の黒人選手としてインディアンスからメジャーデビューしたのがドビーだった。

 その活躍はロビンソンに負けず劣らず、外野手としてメジャー13年間で打率2割8分3厘、253本塁打を記録。48年にはインディアンスのワールドシリーズ制覇に貢献し、54年には32本塁打、126打点で2冠を獲得している。

 現役最後の62年には中日でもプレーし、引退後は指導者として活躍。78年シーズン途中にはホワイトソックスで黒人としては2人目となるメジャーリーグの監督にも就任した。94年に自身の背番号「14」はインディアスの永久欠番となり、03年6月18日に79歳で鬼籍に入った。

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2015年7月25日のニュース