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岡田以来や!阪神・江越 球団35年ぶり新人2戦連発

<神・D>7回2死一塁、江越は左越え2ランを放つ

セ・リーグ 阪神3-0DeNA

(7月24日 甲子園)
 もう頭が真っ白になることはない。左翼スタンドへの着弾を確認すると二塁ベース上で吠えた。手のひらに残る感触を味わいつつ、阪神・江越はゆっくりとホームを踏んだ。

 「変化球を狙っていて、しっかり振れたのが良かった。めっちゃうれしいです!」

 両軍ともスコアボードに0が並んでいた7回。2死一塁の場面で打席が回ってきた。「変化球中心で待っていた。初球から振ってみてどうかなという感じでした」。読みが的中する。カウント2―1からのフォークを見逃さなかった。打球は浜風に乗って左翼席最前列に飛び込んだ。

 プロ初安打を記録したのは4月7日のDeNA戦(甲子園)。その時も井納が相手で、右前打だった。そんな縁を持つ投手から今度はプロ入り初の2試合連続本塁打。新人の2戦連発は阪神では80年の岡田彰布以来だった。

 「プロの投手相手だと来た球を打つだけじゃ打てないので、ある程度割り切っています」

 大胆な開き直りは成長の証だ。6月18日のウエスタン・リーグ中日戦(鳴尾浜)の試合後、「1軍の投手はとにかく甘い球が少ない。失投も続かない。僕自身、配球を読む力がもっと必要」と語っていた。ファームにいるときも、できる限りテレビで1軍の試合を観戦し、トップレベルの配球を研究してきた。配球を読み、その上で、課題とする外角の変化球をとらえた一発。「これからの自信になります」と過去の2本よりも、中身の濃いアーチとなった。

 「まだまだこれからだと思う。変化球でも前でとらえればボールは飛んでいくんで。これからもしっかり続けていきたい」

 右投手相手では3度目の先発。しっかりと期待に応え、レギュラー奪取への足がかりをつかんだ。和田監督からも「あすも期待してもらって大丈夫です」とスタメン継続の確約をもらった。1日1日、少しずつ少しずつ、成長の芽は膨らんでいる。  (久林 幸平)

 ▼阪神・平田ヘッドコーチ (決勝の2ランアーチを放った江越について)期待っていうのは少しずつ出てきた。怖いものがないやんか。まだまだ苦労していないね。

 ≪岡田以来35年ぶり≫ルーキーの江越が22日の巨人戦に続く2試合連続の3号2ラン。阪神の新人では昨季、梅野が7本塁打、7月1日のヤクルト戦で1試合2発を記録しているが、2試合連発は岡田彰布が80年8月6、7日の中日戦で打って以来35年ぶり。同年岡田は18本塁打。2試合連発を4度、1試合2発を1度記録している。

[ 2015年7月25日 08:12 ]

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