小松大谷の昨夏エース山下「ゲームセットまで何が起こるか…」

昨年の石川大会決勝で星稜の大逆転サヨナラ勝ちを報じるスポニチ本紙
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第９７回全国高校野球選手権石川大会準々決勝 小松大谷４―３星稜

（7月24日 石川県立）
　昨夏、小松大谷の主将を務めた宮口昇さん（１８＝会社員）らＯＢもスタンドに駆けつけた。

　宮口さんは主将を引き継いだ下口から相談を受けることが多かったそうで「硬くならないで自分たちの野球を信じてプレーすればいい」と助言を送っていた。「やっぱり星稜との対戦は特別ですね。ベンチの雰囲気は去年よりも上」と太鼓判を押し、リベンジしてくれた後輩を称えた。

　▼ソフトバンク・山下（小松大谷の昨夏のエース）試合は見ていないんですけど、やっぱり野球はゲームセットまで何が起こるか分からないなと、あらためて思いました。

　【プレーバック】小松大谷は星稜の先発・岩下（現ロッテ）を攻め立て序盤に６得点。中盤にも加点し９回までに８点リードした。だが８回まで星稜打線を２安打に抑えていた小松大谷のエース山下（現ソフトバンク）が９回途中に足をつり緊急降板。息を吹き返した星稜が打者１３人の猛攻で一挙９点を奪い、００年以降では地方大会決勝での逆転サヨナラの最大点差となった。