大引弾!ヤク今季初5連勝 15日に続き大野撃ちVTR2号

[ 2015年7月25日 05:30 ]

<ヤ・中>4回無死一塁、勝ち越しの左越え2ランを放つ大引

セ・リーグ ヤクルト7-5中日

(7月24日 神宮)
 神宮球場でこの日から打ち上げが始まった花火に負けじと、ヤクルト打線も2発の花火を放った。1―1の4回無死一塁、大引が左翼席へ2号2ラン。今季日本ハムからFA移籍した31歳は、プロ9年目で初となる神宮でのアーチで試合を決め「このユニホームを着てここで打てたことにホッとした」と目尻を下げた。

 今季1号は15日、ナゴヤドームで大野からの決勝弾。あれから9日、まるでリプレー映像のような一撃だった。左脇腹肉離れで離脱した5月4日時点で打率・122とシーズン序盤は打撃不振に苦しんだが、6月28日の復帰後、状態は上向き。「きょうはきょう、と気持ちを区切れている」と7月は月間打率・339で、この日で10試合連続安打だ。月間MVP候補になっていることには「実はひそかに狙っています」と明かす。「数字を気にせず…を心掛けてきたが、個人の成績が出ればチームにも貢献できる」と気持ちも上向きだ。

 今季初の5連勝で5月5日以来の貯金を手に入れ首位キープ。快進撃が続くが、真中監督は「まだ先は長い。一つずつです」と勝ってかぶとの緒を締めた。 (町田 利衣)

 ▼ヤクルト・山田(5回1死一塁で迎えた第3打席に21号2ラン)1、2打席目は右方向を意識しすぎていたので、3打席目は思いきり振るという意識だった。

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2015年7月25日のニュース