ハマスタでも“珍プレー”山田が落球したボールを雄平がスタンドへ

[ 2015年7月20日 20:30 ]

<D・ヤ>7回無死 バルディリスの打球を落球する山田(2)

セ・リーグ ヤクルト8―6DeNA

(7月20日 横浜)
 横浜スタジアムで行われたDeNA―ヤクルト16回戦で“珍プレー”があった。

 DeNAが3―8と5点を追って迎えた7回裏。先頭打者として打席に入ったバルディリスが打ち上げた打球は一塁ベース後方へと舞い上がり、このフライをヤクルトの二塁手・山田と右翼手・雄平らが追いかけた。

 そして、1度はフェアゾーンでグラブ内に収めたと思ったボールを山田が落球。ファールゾーンに転がったボールを、カバーに入っていた雄平が拾うと、なぜかスタンドのファンにポーンと投げ入れた。

 これに慌てた山田が観客からボールを取り戻したが、後の祭り。すでに二塁まで達していたバルディリスは「テーク・ワンベース」で三塁に進み、1死後、代打・後藤の二塁ゴロの間に生還すると、さらに2死から代打・白崎が左翼スタンドにソロ本塁打を叩きこんで3点差に迫った。6回まで4安打3失点と力投を続けていたヤクルト先発の新垣だが、白崎に被弾したところで、7回途中4失点(自責3)で降板となった

 フライを落球した山田と、スタンドにボールを投げ込んだ雄平にはともに失策がついたが、何とも締まらないプレーとなった。

 

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2015年7月20日のニュース