選手から「これではできない」 ソフト戦中止を巡り混乱

[ 2015年7月20日 19:25 ]

<ソ・ロ>試合前に土砂降りの雨が降り試合開始が遅れたソフトバンク対ロッテ戦

パ・リーグ ソフトバンク―ロッテ

(7月20日 北九州)
 試合中止を巡り、混乱があった。午後3時ごろから一時強い雨が降ったため、グラウンドの整備で開始時間は30分遅らせた午後5時半からの予定だった。しかし、砂をまいてもぬかるんだ状況が改善されず、選手から「これではできない」との意見が相次いだ。審判団の見解も聞き、主催のソフトバンク球団は再協議し、午後5時40分ごろに中止のアナウンスを流した。

 工藤監督は「たくさんファンに入ってもらったが、ちゃんと判断してもらえて良かった。選手のけがが一番怖い」と安心した様子。渡田責任審判員は「この状況ではプロの本質を見せるのは難しい」と説明し、松田は「あした(21日)からは(ヤフオクドームで)中止がないので切り替えてやる」と話した。

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