ヤクルト、打ち合い制す DeNA驚異の追い上げ実らず首位陥落

[ 2015年7月20日 21:25 ]

<D・ヤ>2回無死満塁 新垣の中前適時打で生還したデニングはベンチのナインに迎えられる

セ・リーグ ヤクルト8―6DeNA

(7月20日 横浜)
 ヤクルトがDeNAの追い上げを振り切って8―6で勝利を飾り、オールスター戦を挟んで2連勝。借金を2に減らした。前半戦を首位で折り返したDeNAは連勝が4でストップ。首位を陥落し、再び借金生活へ突入した。

 ヤクルトは初回、比屋根、川端、山田の3連打などで2点を先制。その裏には同点に追いつかれたが、2階に打者10人を送り、6安打集中で5点を挙げてDeNA先発・久保をKOした。

 2―2で迎えたこの回、ヤクルトは2安打と四球で無死満塁とし、9番に入っていた先発投手の新垣が中前に2点適時打を放って勝ち越し。さらに山田、畠山、雄平に3連続タイムリーが飛び出して序盤で大量7得点を挙げ5点リードを奪った。

 その後、1点ずつを取り合い、ヤクルトが8―3と5点リードのまま中盤を終了。だが、DeNAが終盤に驚異的な追い上げを見せた。7回、相手のダブル失策などで1死三塁としてから代打・後藤の二塁ゴロの間に1点を返すと、さらに代打・白崎の左越え3号ソロで3点差。8回には松本、宮崎、筒香の3連打でさらに1点を返し、ついに2点差に迫った。

 だが、9回はヤクルトの4番手バーネットが倉本、高城、代打・乙坂を3者凡退に仕留めて逃げ切った。新垣は6回2/3で87球を投げ、5安打5失点で3勝目。

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2015年7月20日のニュース