大阪桐蔭が履正社下す!4連覇&甲子園夏連覇へ“本命対決”制した

[ 2015年7月19日 18:35 ]

<履正社・大阪桐蔭>4回のピンチを空振り三振で切り抜けた大阪桐蔭・田中は雄たけびをあげる

第97回全国高校野球選手権大阪大会2回戦 大阪桐蔭5―1履正社

(7月19日 舞洲ベースボールスタジアム)
 地方大会初戦の中で「黄金カード」として全国的にも注目を集めた一戦は、大阪桐蔭が履正社を下し3回戦に進出。大会史上初の4連覇と甲子園夏連覇を狙うチームが、まずは最初の難関を越えた。

 先制したのは履正社だった。2回、本城の左前打、桑山の一ゴロで1死二塁とすると、岡田は空振り三振に倒れたが、続く寺島が中前打を放ち、本城がこの試合初の本塁を踏んだ。

 1点を追う大阪桐蔭は直後の3回、田中の中前打、中山の左翼線二塁打などで2死三塁とすると、藤井の二ゴロが敵失を誘い、走者2人が生還して2-1と逆転。4回以降、好機をつくりながらも得点できなかったが7回1死一、三塁から田中がスクイズを決めて貴重な追加点。9回にも1死一、二塁から田中の左翼線適時二塁打で2点を追加した。

 甲子園Vメンバーの先発・田中が好投。再三走者を出したものの1失点完投。打っても3打点の活躍でチームの好発進に貢献した。

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