“豪腕少女”が名誉ある賞を手に かつては野茂やタイガー・ウッズも

[ 2015年7月16日 19:51 ]

モネ・デービス投手 (AP)

 “豪腕少女”として全米で話題のモネ・デービス投手(14)が15日に行われた米スポーツ専門局ESPNが主催する15年の「ESPYアワード」で、今年最も飛躍したスポーツ選手に贈られる「ベスト・ブレイクスルー・アスリート賞」を受賞した。

 デービス投手は昨年の8月に行われたリトルリーグワールドシリーズで、大会史上初の女子選手として男子相手に大活躍。ストレートの最速は70マイル(113キロ)を計測し、長髪をなびかせながら快投を続けるその姿は大反響を呼んだ。

 大会後は米国を代表するスポーツ誌の表紙を飾るなど、一躍注目される存在となったデービス投手。ついに、かつては野茂英雄やタイガー・ウッズも手にした「ベスト・ブレイクスルー・アスリート賞」を受賞するに至った。

 女性が同賞に輝くのはこれが初めて。白のワンピースに身をまとったデービス投手は壇上でトロフィーを手にすると、「今日まで私を支えてくれた両親、コーチ、チームメートに感謝したい」とスピーチ。会場からは大きな拍手が沸き起こった。

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