広島・新井 連敗止めたV打 得点圏打率.393はリーグトップ

[ 2015年7月16日 05:30 ]

<神・広>8回1死一塁、兄の貴浩(左)にタッチされて一ゴロに倒れる新井

セ・リーグ 広島3-0阪神

(7月15日 甲子園)
 4番の一打で連敗を3で止め前半戦を勝利で締めた。初めて得点圏に走者を進めた4回無死一、二塁、広島・新井はメッセンジャーの真ん中直球を右前適時打し、これが決勝点となった。

 「相手がランディだったので、チャンスはそんなに多くないと思っていた。数少ないチャンスをものに出来てよかった」

 勝負強さが光る。この日、得点圏での打席は1度だけだけだったが、しっかりと役割を果たした。得点圏打率は61打数24安打で打率・393はリーグトップ。勝利打点は7個目だが、最初に記録したのも4月11日にメッセンジャーから打って記録したもの。阪神にとっては、何とも皮肉な存在に映ったことだろう。

 借金4での前半戦ターンとなったが、首位DeNAとのゲーム差はわずかに2。「毎日必死なんで(前半戦は)振り返れない。後半戦も1試合1試合、必死にボールを追いかけて勝っていくだけ」。勝利に貢献するため、1本でも多くの安打を積み重ねていくだけだ。

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