療養中も選手を心配…高橋氏「つらい」と関係者に漏らす

[ 2015年7月16日 05:30 ]

09年、山梨学院大監督に就任した高橋氏
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高橋一三氏死去

 高橋氏は09年3月に山梨学院大の監督に就任。アマ球界に身を転じても野球、そして選手に大きな愛情を注いできた。

 就任当初は、100人以上の部員の名前を覚えるために単語カードに自ら全員の名前を書き込み、常に持ち歩いていたという。14年3月に体調不良のため監督を退任。療養を続けながら野球部顧問を務めていた。謙虚で朴とつな人柄そのままに、療養中も選手の成長ぶりをずっと気に掛けていた。「学生を指導し、接することに本当に喜びを感じる」と語り、大学関係者が6月に電話で連絡を取った際にも「選手に声を掛けられないのがつらい」と漏らした。

 元ヤクルト投手で、高橋氏の後を継いで指揮を執る伊藤彰監督は「ただただ悲しい。高橋監督の野球に対する情熱あふれる姿勢をかがみに、その魂を引き継ぎ、指導していきたい」。教え子だった日本ハム2年目・高梨は「プロに入れたのは、ひとえに高橋監督との出会いがあったから」と感謝の思いを口にした。

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