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関東第一・オコエ2打点 日米11球団スカウト30人の前で存在感

<関東第一・海城>5回1死二、三塁、関東第一・オコエは左前適時打を放つ

第97回全国高校野球選手権東東京大会3回戦 関東第一13-1海城

(7月15日 神宮)
 第97回全国高校野球選手権大会(8月6日から15日間、甲子園)の地方大会は15日、32大会で245試合(不戦勝1試合を含む)が行われた。東東京大会では関東第一が海城に13―1で5回コールド勝ち。今秋ドラフト候補のオコエ瑠偉(るい)外野手(3年)は日米11球団のスカウトが視察する中で2点タイムリーを放ち、好走塁も見せた。神奈川大会では初めて第1シードで出場した公立校の橘が、アレセイア湘南を9―5で下して3回戦に進出した。16日は28大会で227試合が行われる。

 詰まっても、力で外野に運んだ。3―1の5回、3点を追加し、なおも1死二、三塁。オコエは左前に2点打を放った。リードオフマンの見せ場は続く。続く黒田の中前打で一気に三塁へ。エンドランでスタートを切っていたとはいえ、相手は前進守備。50メートル5秒9の快足で好機を広げ、この回10点のコールド勝ちにつなげ「ヒット1本でよしとは思わないけど、チームのスタートとしては良かった」と笑った。

 ナイジェリア人の父と日本人の母を持つ。日本で生まれて育った。息子をサッカー選手にしたかった父・ボニーさんが元日本代表のラモス瑠偉と同じ名前をつけたが、野球一筋。1メートル83で右打ちの大型外野手は遠投120メートル、高校通算35本塁打を誇る。オコエは「凄く緊張したのと楽しみなのもあって、きのうの夜は寝付けなかった」という。2、4回は好機で凡退したが、5回には米沢貴光監督から「3ボールからでも思い切って振れ」と助言され、気持ちを楽にして打席に立てた。

 走攻守そろった逸材の初戦に、巨人やドジャースなど日米11球団30人のスカウトが集結。最多の7人で視察した西武の鈴木葉留彦球団本部長は「三拍子そろっていて、右の秋山になれる力を持っている。(ドラフトの)上位に来ると思う」と歴代3位タイの31試合連続安打をマークした左打者になぞらえて絶賛した。

 1学年下の妹にも刺激を受けている。明星学園(東京)2年の桃仁花(もにか)も1メートル81の長身で、今年、バスケットボールU―16日本代表候補入りを果たした。「向こうも頑張っているので、励みになる」。一度も訪れたことがない父の祖国ナイジェリア。「いつかは行ってみたい」と目を輝かせたが、その前に初の甲子園出場だ。「何でもいいから塁に出ることだけを考える」。一番打者として役目を果たせば、夢は近づく。 (松井 いつき)

 ◆オコエ 瑠偉(るい)1997年(平9)7月21日、東京都東村山市生まれの17歳。小1から捕手として野球を始める。小6からジャイアンツジュニアでプレーし、外野手に転向。東村山六中時代は「東村山シニア」に所属。関東第一では2年春からベンチ入りした。家族は両親と妹。1メートル83、85キロ。右投げ右打ち。

[ 2015年7月16日 05:30 ]

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