地元レッズのフレージャー15発!米球宴本塁打競争V

[ 2015年7月15日 05:30 ]

本塁打競争で優勝したフレージャー(AP)

 大リーグの第86回オールスター戦は14日(日本時間15日)、レッズの本拠地グレートアメリカン・ボールパークで開催される。日本選手が出場しないのは11年以来、4年ぶり。13日(同14日)は、前日恒例の本塁打競争が新ルールで行われ、レッズのトッド・フレージャー内野手(29)が初優勝した。球宴会場を本拠とする選手の優勝は、90年(リグリー・フィールド)カブスのライン・サンドバーグ以来、史上2人目の快挙だった。

 超満員の地元ファンの地鳴りのような大歓声を力に変えた。決勝で先攻のドジャースの新人ピダーソンが出場者最多タイの14本をマークすると、フレージャーは「(歴代最多安打記録を持つレ軍OBの)ピート・ローズの背番号じゃないか。彼をがっかりさせられない」と奮起。新ルールの規定の4分まで残り2分35秒で5本と劣勢だったが、残り10秒で並ぶと、ボーナスタイムの最初のスイングで逆転した。

 昨年は決勝でセスペデス(現タイガース)に9―1で惨敗していた大砲は「大歓声でアドレナリンが湧き出た。興奮して今夜眠れなくなるのが心配」と満面の笑み。投手役を務めた元マイナーリーガーの兄チャーリーさんも「速いテンポで投げてほしい」という弟の要求に応えて終盤の猛追をアシスト。「最後の1分間は腕の感覚がなくなった」と話したが、兄弟で栄冠をつかみ取った。

 前半戦はナ・リーグ3位の25本塁打。球宴での一発にも期待が集まるが「必要なのは今夜よく寝ること。(あすは)もう打撃練習はいらないよ」と会見を締めくくった。

 ▽本塁打競争ルール 昨年は各選手7アウト(本塁打以外はアウト)になるまでの本数を競ったが、今年から時間制に変更。各選手4分間での本数を競い、425フィート(約130メートル)以上の本塁打を2本打てば30秒のボーナスタイムが1度だけ加算される。打者は打球がグラウンドや観客席に落ちてからでないと次のスイングに進めない。

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