逆転2ランの村田、お立ち台で男泣き「息子の前で打てて良かったです」

[ 2015年7月10日 22:04 ]

<巨・神>ヒーローインタビューで感極まる村田

セ・リーグ 巨人4―2阪神

(7月10日 東京D)
 阪神との首位攻防戦で2回に決勝点となる逆転2ランを放った村田がお立ち台で男泣きした。

 4月30日の中日戦(東京D)以来となる今季4号。「試行錯誤を繰り返しながら、怪我もありましたし、チームに迷惑をかけていて、きょうみたいな試合でホッとしています」と最初は冷静に振り返っていたが、「きょうは久しぶりに息子たちが見に来ていたんで、息子たちにいい姿を見せたかったんで良かったです」と自ら切り出すと途中から声が震え始め、インタビュアーから「息子さんたちに声をかけてあげて下さい」と促されると、思いが一気にこみ上げた。

 「えーっ…そうっすね。いつもね…」と完全に声を震わせると、10秒ほど絶句して涙腺が決壊。スタンドの巨人ファンから耳をつんざくような声援が飛ぶ中、何とか「すいません…」と消え入るような声を発した村田にインタビュアーが「また家に帰ってからゆっくりと…」と振ると、「そうっすね。いつも“パパのホームランが見たい”と言ってくれる息子の前で打てて良かったです」とさらに男泣きし、小さな声で「頑張ります」と続けた。

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