大谷8回無失点で両リーグ1番乗りの10勝目!

[ 2015年7月10日 20:30 ]

<日・西>7回、マウンドで声を出す大谷
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パ・リーグ 日本ハム1―0西武

(7月10日 札幌D)
 日本ハムの大谷が10日、札幌ドームで行われた西武戦に先発、西武・岸との息詰まる投手戦を制し両リーグ1番乗りとなる10勝目を挙げた。日本ハムで両リーグ1番乗りの10勝目をマークしたのは11年のダルビッシュ(現大リーグレンジャーズ)以来のこと。

 大谷は初回、先頭打者・秋山に右前打を打たれるなど1死一、二塁と走者を背負ったが、中村、森を連続三振に切って取る立ち上がり。3回以降7回まで無安打の投球を続けるなど、8回125球を投げ3安打10奪三振、無失点の快投を見せた。

 日本ハムは岸の前に7回1死まで1人の走者も出せなかったが、7回1死から中島が四球で出塁。さらに8回、先頭の近藤がこの日チーム初安打となる中越え二塁打を放ち、陽岱鋼が送った1死三塁で岡がスクイズを決めて虎の子の1点をもぎ取った。

 9回は増井が締め23セーブ目をマークした。

 西武は秋山が29試合連続安打を放ったが、大谷、増井の前にわずか3安打に封じられ、好投・岸を援護できなかった。岸は7回まで無安打の快投を見せたが8回、116球を投げ1安打1失点で2敗目(1勝)を喫した。

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