黒田　練習再開「もう一度、メンテナンス　この時間をムダにせず」

　右肩および右足首の炎症のため、出場選手登録を抹消された広島・黒田博樹投手(４０)が１０日、マツダスタジアムで練習を再開した。

　球場内でランニングマシンを使って走り込んだほか、患部の治療などに時間を費やした。ファン投票１位で選出された球宴には出場予定で、１１日からキャッチボールを再開したいとしている。

　「チームに配慮してもらった。肩と足首に関してもう一度、メンテナンスをして…という感じ。この時間をムダにせず、後半戦に向けてしっかり準備できればと思う」と語った。

　黒田は７日のＤｅＮＡ戦(マツダ)に先発、６回３失点(自責点２)で４敗目を喫した。翌８日、広島市内の病院で精密検査を受け、右肩および右足首の炎症と診断。トレーナーから「もう一度コンディションを整える期間を設けたい」と提案され、本人も了承、出場選手登録を抹消された。