大谷 いざ最速10勝 西武打線の強力中軸警戒

[ 2015年7月10日 05:30 ]

笑顔でキャッチボールする大谷

 日本ハム・大谷は札幌市内の室内練習場で休日返上で練習し、両リーグ最速の10勝目をうかがう西武戦に備えた。

 対決が注目される秋山を「昨年とは違う印象。今年はよく打っている」と警戒。その上で、「西武打線は秋山さんだけではない。しっかりと、前後の打者を斬っていくことだけ」と話した。33試合連続安打のプロ野球記録を視野に入れる安打製造機には、単打ならばOKと割り切る構え。秋山に全神経を注ぎ過ぎて、長打力のある浅村、中村、メヒア、森に一発を浴びては意味がない。

 前回登板、2日のオリックス戦(札幌ドーム)では7回途中に右手中指に血マメをつくって緊急降板したが、「(指の感触は)普通だった」ともう影響はない。21歳になってからの初マウンドは、初回先頭・秋山への第1球からフルスロットルで飛ばしていく。

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2015年7月10日のニュース