上原20S!史上6人目40歳以上のシーズンで達成

[ 2015年7月9日 05:30 ]

<レッドソックス・マーリンズ>今季20セーブ目を挙げた上原浩治はオルティスに抱え上げられて祝福受ける

交流戦 レッドソックス4―3マーリンズ

(7月7日 ボストン)
 レッドソックスの上原浩治投手(40)は7日(日本時間8日)、マーリンズ戦で4―3の9回に救援して3者凡退に抑え、20セーブ目(2勝3敗)を挙げた。40歳以上のシーズン20セーブは元ヤンキースのマリアノ・リベラら往年の名救援投手に次いで大リーグ史上6人目の快挙。3年連続の20セーブ到達は球団史上4人目、日本選手ではマリナーズで活躍した佐々木主浩に次いで2人目となった。

 20セーブよりも他に喜ぶことがあった。勝利のハイタッチ。上原は一塁手ショーの肩をグラブで何度も叩いた。メジャー初安打など3安打した25歳の新人を祝福。ベテランらしい気配りだった。

 「そのポジション(抑え)にいるわけですから20とかじゃ全然少ないと思う。もっともっと、やらないといけない」。隙なしの11球だった。4―3の9回。「ファーストストライクからどんどん(振って)くる感じだった」と先頭リアルミュートには4球連続のスプリットで空振り三振。続くガレスピーには一転、高めの直球で空振り三振に仕留めた。最後は代打ディートリッチをスプリットで一ゴロ。3者凡退で節目のセーブを挙げた。

 奪三振を与四球で割った「K/BB」という数値がある。抑えに最も必要な奪三振能力と制球力を兼備した投手を評価する指標で、上原は5・67で今季の抑え投手で4位。この日も2三振を奪い無四球だった。開幕は左大腿裏の張りで故障者リストで迎えたが、復帰後は22回のセーブ機会で20セーブ。8試合連続無失点中で、ジョン・ファレル監督も「去年までと同じ安定したコウジらしさを取り戻している」と絶大な信頼を寄せた。

 40代のシーズン20セーブはメジャー史上6人目。メジャー最多652セーブのリベラや史上初の600セーブを達成したホフマンらレジェンドに肩を並べた。3年連続20セーブも佐々木主浩以来日本選手2人目。それでも40歳右腕は「珍しいといってもそのポジションにいなかっただけ。まだまだ伸びしろはあると思っている」と成長過程であることを強調した。

 昨オフ、2年総額1800万ドル(約21億9600万円)で契約延長。40歳シーズン以降の救援投手ではメジャー史上3位の大型契約を結んだ。「どこまでやらなくちゃいけないっていう線はない。果てしなくやりたい」。3連勝に導き、最下位からの浮上を目指す不惑の守護神は向上心の塊だ。

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