楽天 今季初3発!デーブ監督絶叫「ラッキーゾーンありがとう!」

[ 2015年7月8日 05:30 ]

<ソ・楽>6回1死二塁、2ランを放った松井稼(背番7)を出迎える楽天ナイン

パ・リーグ 楽天4-3ソフトバンク

(7月7日 ヤフオクD)
 七夕に楽天の背番号「7」が光り輝いた。1点を追う6回1死二塁。松井稼の打球は右翼のホームランテラス席に飛び込んだ。逆転の9号2ランに「追い込まれていたので食らいついていった結果。則本を勝たせたいという気持ちだった」と柔和な表情が浮かんだ。

 打ったのは、武田が佐藤義則投手コーチに伝授された「ヨシボール」だった。1ボール2ストライクからの4球目、カーブの軌道ながら球速があり、打者の手元でフォークのように沈む魔球。「曲がってくるときの速度が速い。見極めが難しい」と4月8日の対戦では2三振を喫していた。

 だが、そこは百戦錬磨のベテラン。直前の3球目の「ヨシボール」は左足への自打球となったが、続く4球目は真ん中寄りに甘く入ったところを「うまく体が反応してくれた」と完璧に捉えた。

 今年40歳を迎えるが、野球への探求心は尽きることがない。4、5日の日本ハム戦(コボスタ宮城)前の打撃練習では、スタンス幅が広がっているのを修正するために、ほぼノーステップで打った。「練習ではスイングに力を入れずにスタンスだけに集中する。そうすることで、試合で力を入れた時でもバランスが取れる」。日米で第一線で活躍してきた松井稼ならではの脱力調整だった。

 チームは5回にサンチェス、小関が2者連続アーチを放つなど今季初の1試合3発で逆転勝利。3本とも今季からヤフオクドームに新設されたテラス席に飛び込び、大久保監督も「ラッキーゾーン、ありがとう!」と手放しで喜んだ。

 松井稼は、これで日本通算2000安打(メジャー615安打)まで残り13本。彦(ひこ)星と織り姫が会えるのは年に一度だけだが、松井稼の輝きは年に何度でも見たい。 (徳原 麗奈)

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