“学生野球の父”の母校・水戸一 初戦突破 飛田穂洲の胸像磨き出陣

[ 2015年7月8日 05:30 ]

<水戸一・牛久>3回1死一、三塁からスクイズを決める水戸一・海老沢

第97回全国高校野球選手権・茨城大会1回戦 水戸一3―2牛久

(7月7日 水戸市民)
 第97回全国高校野球選手権大会(8月6日から15日間、甲子園)の地方大会は7日、5大会で28試合が行われた。茨城大会では54年以来61年ぶりの甲子園出場を狙う水戸一が牛久を3―2で下し2回戦進出。8日は6大会53試合が行われる。

 3―2の9回、水戸一・市村が3者凡退で締め、接戦を制した。完投した背番号10の右腕は「集中力を切らさずに投げた」と振り返った。

 初回無死一、二塁では強攻して併殺。2回には二盗失敗でチャンスをつぶしたが、竹内達郎監督は「緊張をほぐすためにあえて仕掛けた。“中盤は堅くいくよ”と選手には言った」。3回には犠打で走者を進めて4番・海老沢がセーフティースクイズを決めて同点。5回にはクリーンアップの3連打で勝ち越した。3回以降に5犠打を決め、相手に重圧をかけた。

 「学生野球の父」と呼ばれ殿堂入りした飛田穂洲の母校。指揮官は試合前に校内にある胸像を磨いて試合に臨んだ。大会創設100年目の節目の年。決勝打の海老沢は「さび付いた扉を開けようとみんなで言っている」と61年ぶりの聖地を見据えた。(川島 毅洋)

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