黒田の“背中”で勉強!野村 復活4勝目 広島、単独3位浮上

[ 2015年7月6日 05:30 ]

<広・ヤ>汗を飛ばして力投する野村

セ・リーグ 広島5-2ヤクルト

(7月5日 マツダ)
 トンネルを抜けた。4試合白星から遠ざかっていた広島・野村は、危機感を持って上がったマウンドで7回まで踏ん張った。

 初回1死一、三塁で4番・畠山を遊ゴロ併殺に抑えリズムに乗り、失点した6、7回も1点ずつでしのいだ。「ここ最近ふがいない投球が多かったし、チームの勝ちに貢献できて良かった」。持ち前の粘りが戻り、4勝目を手に入れた。

 悩んだ時、黒田のブルペン投球を捕手の後ろから見て勉強した。「黒田の変化球は打者の手元で曲がる」という畝投手コーチは「リリースポイントを前にして投げるように意識しているのが分かった」と、この日の野村の変化を挙げた。

 チームは今季2度目の4連勝。その4戦全て先発に白星が付くいい流れで、4月以降では今季初めての単独3位に浮上した。

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