ヤクルト・山田、首位浮上弾2発に笑顔「気持ち良かった」

[ 2015年7月2日 21:42 ]

<ヤ・神>8回1死 本塁打を放ち、つば九郎に出迎えられる山田

セ・リーグ ヤクルト10―1阪神

(7月2日 神宮)
 ヤクルトが“急上昇”で大混戦セ・リーグの首位に浮上した。前夜の阪神討ちで首位に1ゲーム差として迎えたこの日、打線が15安打で10点を奪って4連勝。今季通算成績を37勝37敗1分けと勝率5割に戻し、36勝36敗1分けとなった阪神と勝率では並んだが、勝利数の差で上回った。

 チームの勢いを象徴するのが山田だ。3点リードの5回に2試合連続となる左越え16号ソロを放つと、8回にも左越え17号ソロを放った。6月24日の中日戦(ナゴヤD)から最近7試合で6本塁打と量産すれば、チームもここ8試合7勝1敗と絶好調。6月22日まで単独最下位だったが、一気に首位まで浮上した。

 「気持ち良かったです」と2本塁打の山田。首位については「まだ半分なので、これからが勝負です」と気を引き締めつつ「あしたも勝って貯金生活を送りたい」と笑顔を浮かべた。

 6回1失点で2勝目を挙げた山中も「チームが調子いいので、その流れに乗ってマウンドに上がることができた」とニッコリ。2回にはプロ初安打、初打点もマークし投打でチームの首位浮上に貢献。「打ったら何とかなるかなと。たまたまです」と照れていた。

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