カブス右腕、実況の失言謝罪を受け入れる「だれでも間違いを犯す」

[ 2015年6月30日 18:08 ]

カブスのペドロ・ストロップ投手 (AP)

 カブスのペドロ・ストロップ投手(30)は26日のカージナルス戦で実況アナウンサーから無神経な言葉を浴びせられたが、同実況はのちにその言葉を謝罪。ストロップはこれを受け入れた。

 ストロップはこの試合、2―2の同点で2番手の投手として8回から登板。しかし、先頭のガルシアに勝ち越し弾を許すと、その後2四死球とよいところなくマウンドを降りることになった。

 降板の際、ストロップは天を指差しながらベンチへと戻ったが、実況アナウンサーはこれを見て「あれは亡くなった親族に対して自分のひどい投球の許し乞うつもりで行ったのですかね」とコメント。この失言を28日に直接ストロップへ謝罪したという。

 ストロップは「みんなあのコメントに怒りを覚えたのだろうけれど、だれでも間違いを犯すもの」と寛容な対応を示し、「謝らなければいけないときには謝るのが常だろ。あの謝罪があったことで気分がスッキリしたよ」とわだかまりなく事態に終止符を打てたことに胸をなでおろしていた。

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2015年6月30日のニュース