投手守備率ランキング 49歳マサ、41歳番長がワンツー

[ 2015年6月30日 09:38 ]

 投手は5人目の内野手といわれる。フライやゴロ、バント処理を確実にこなせないと、自らを苦しめることになる。今回は投手の通算守備率を、通算1000投球回以上の現役30人で計算した。

 守備率は、刺殺と補殺の和を守備機会(刺殺+補殺+失策)で割り計算する。差が出にくい指標だけに、上位は僅差の結果になった。1位は球界最年長の49歳・山本昌(中)で・9874。2位は41歳の三浦(D)で・9869。現役の通算投球回1、2位の大ベテラン2人が、そのままワンツー入りした。3位は杉内(巨)で・985。過去にゴールデングラブ賞を受賞していない3人がベスト3を占めた。

 1位の山本昌は年齢を重ねるごとに守備率をじわじわ上げてきた。47歳シーズンの12年からは32試合に登板し守備機会が41ありながら失策が一度もない。今季は2軍で登板を重ね前人未到の50代登板を見据えて準備中だ。その投球術とともに、堅実な守備にも注目してみたい。(記録課・矢吹 大祐)

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2015年6月30日のニュース