日本ハム・石川慎、決勝弾に「自分がラッキーボーイになるとは…」

[ 2015年6月28日 17:40 ]

<西・日>ヒーローインタビューを終えてチームマスコットのB・Bにキスされる石川慎

パ・リーグ 日本ハム2―0西武

(6月28日 西武プリンスD)
 石川慎の決勝弾で日本ハムが連敗を2で止めた。

 試合は6回までスコアボードに「0」が並ぶ投手戦。均衡を破ったのは「6番・右翼」でスタメン出場の石川慎だった。

 7回2死走者なし。「後ろに良いバッターが控えているので何とか出塁を考えた」という石川慎は西武の先発・菊池が投じた3球目のカーブをとらえると、打球はバックスクリーン右に飛び込む2号ソロとなった。

 26日の試合でも代打で登場し、レフトスタンドへ今季初本塁打を放つなど打撃好調。ベンチの先発起用に見事に応え、「まさか入るとは思わなかった。ラッキーボーイになるつもりではいたが、自分がなるとは」と自身の活躍に驚く石川慎。だが、一方で「あれが持ち味」と素晴らしく伸びを見せた打球に胸を張る。

 東大阪大柏原出身のプロ4年目、高校時代には通算55本と長打力が魅力の22歳。若いチームにまた一人心強い戦力が加わった。

続きを表示

この記事のフォト

2015年6月28日のニュース