西武・秋山のフォーム改造 点から線へ全球種全コース対応型

[ 2015年6月28日 08:28 ]

秋山の昨季の構え(左)と今季

 西武・秋山は今季、劇的に打撃フォームを改造して好調を維持している。春季キャンプで話し合いを重ね、指導にあたったのが宮地克彦打撃コーチ(43)。昨年から1軍で打撃部門を担当する同コーチが、打撃フォームの「変化」を明かした。

 過大評価かもしれないが、秋山は「全球種、全コース対応型」になった。今年はバットを寝かせることで、トップの位置を下げて「線」で球を捉えている。昨年は上段から「点」で打っていた。トップを下げたことで、インパクトまでの距離が近くなった。距離が近くなった分、ほんの少しボールを見ることができる。だから呼び込める。呼び込める分だけ、ストライクかボールか、直球か変化球か、打ちにいきながらギリギリの見極めができるようになった。選球眼も良くなった。

 トップの位置を下げたことで、いろんな「付加価値」もついた。線で打っているから、多少詰まってもレフト前。ドンピシャでセンター前。多少泳がされてもライト前とヒットゾーンが広がったのでなかなか崩れない。

 フォームの変化は、その選手の野球人生を変えるもの。シーズン中は簡単にできるものではない。昨年は試行錯誤して失敗ばかりだった。今季のフォームを見つけて、試し始めたのが、春季キャンプから。そしてオープン戦で試し、打ちまくった。満を持して「今年はこのフォームでいこう」と開幕を迎えることができた。これだけ打ってしまうと、あとは数字との追いかけっこになるが、最後まで攻めてほしい。(埼玉西武ライオンズ1軍打撃コーチ)

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