銀次 骨折だった…「左腓骨の不全骨折」復帰早くても8月中旬

[ 2015年6月28日 05:30 ]

5月22日の西武戦の8回、本塁クロスプレーでタッチアウトとなる銀次(左)

 楽天は27日、左すねを痛め、出場選手登録を外れていた銀次内野手(27)の骨折が判明したと発表した。26日に福島県内の病院で検査を受け「左腓骨(ひこつ)の不全骨折」と診断された。

 銀次は5月22日の西武戦(西武プリンスドーム)の走塁中に左すねを痛めて途中交代。翌23日に出場選手登録を抹消された。負傷直後から3人の医師に計4回、診察を受けたが、骨に異常は見られなかった。しかし、痛みが引かないため、26日に検査を受けたところ、骨折という重症だった。

 負傷から1カ月以上がたっての判明に、芹田強コンディショニング部長は「回復段階で骨が治り始めたことによって、骨折していたことが分かる場合もある。痛みが出るリハビリをしたわけではない」と説明。その上で「打撃練習などは控え、骨がきちんとつくまで運動強度を下げる」とし、予定された7月下旬の復帰が、早くても8月中旬にずれ込むこととなった。

 嶋、藤田ら主力野手にもケガが相次いだことから、26日に宮城県護国神社のおはらいを受けたばかり。しかし、同じ主力野手の銀次が長期離脱を強いられることになった。

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2015年6月28日のニュース