7番降格の雄平 158打席ぶり一発「もう打てないかと…」

[ 2015年6月25日 05:30 ]

<中・ヤ>7回、本塁打を放ち宮出コーチ(左)に迎えられるヤクルト・雄平

セ・リーグ ヤクルト11-3中日

(6月24日 ナゴヤD)
 3点を追う7回、23日から7番に降格したヤクルト・雄平が右越え4号ソロ。5月1日広島戦(神宮)以来、出場38試合、158打席ぶりの一発で、9回にも内野安打を放ち「久しぶりに2本出て良かった。もう打てないかと…」と思わず本音を漏らした。

 交流戦後に宮出打撃コーチと話し合い、グリップを持つ手を絞ってバットを最短に出せるようにし、さらに一本足で体が前に突っ込まないように意識している。打線は今季最多タイとなる17安打で逆転勝ち。メンタル面に関する本を手渡すなど、雄平を見守り続けた真中監督は「流れがグッと変わった感じに見えた」と苦しんだ男の一打を喜んだ。

 ▼ヤクルト・森岡(8回1死満塁から決勝の左前適時打)みんなでつないだチャンスに、強い気持ちで必死に食らいついた。

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2015年6月25日のニュース